iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥先生のお話しで、「成功するためにはビジョンとワークハード（VW）が揃うことが重要だ」とありました。
ビジョン（V）を持つ事で活力に溢れ、疲れに支配されることがなくなり、ビジョンがあれば実現に向けて努力するワークハード（W）にも耐えられると述べられておられます。

どのような仕事であっても「やらされている」「押し付けられている」という姿勢では、やりがいを感じることはできません。
しかし、どう自分なりに考えて肯定的に解釈するかで違うものが見えてきますし、自らの仕事を自らに意味付けすることで継続力や忍耐力や我慢強さが身につき、何事もやり遂げることができるようになります。

そして「自分がどれだけ成長したいか」も考えてみましょう。
この自己成長欲求の強さが貢献欲求を生み出し、貢献意欲が高まれば高まるほど仕事の質は向上し、生産性も向上します。
会社のビジョンの共有は不可欠ですがそれだけではなく、一人ひとりがしっかりと個人ビジョンを持ち、その実現に向けて取り組むワークハードを明確にすることも大切です。
それが、自分の仕事に誇りとやりがいを感じることができる近道なのですから。